- 2010-06-01 (火)
- 多汗症
暑くなくても顔にだらだらと汗をかいてしまうのが、顔の多汗症です。
女性ならメイクが崩れてしまいますし、男性でも顔から汗が噴き出ているのは不潔な印象を与えてしまいますよね。
制汗剤は顔には吹きつけることができませんし、困っている人も多いのではないかと思います。
手や足については手術が効果的なのですが、残念ながら顔の多汗症は手や足と違って手術の効果が出にくいとされているのです。
手術という最終的な解決策が使えないということは、顔の多汗症は日常の小さな対策を重ねることが重要となりますよね。
顔の多汗症について、第一の対策は「気にしすぎないこと」です。
これは手のひらや、わきの下の多汗症にもいえることですが、顔はつい何度もハンカチで拭くなどしてしまいがちです。
もし、大勢の人があなたに注目しているような場面ならば分かりませんが、例えば満員電車や教室の片隅であなたが大汗をかいていることに気づいている人はどれくらいいるか、ということを考えてみてください。
気にしすぎることで逆に汗の量が増えることもありますから、ちょっとぐらい汗をかいても平気、と思うようにすることをまず心掛けるのがいいと思います。
制汗剤の使えない顔の多汗症に効果があるものとして塩化アルミニウム液がありますが、顔は手のひらよりもずっとデリケートですから、塗り方には注意が必要になりますし、先にも書きましたように、副作用のリスクもあります。
必ず医師や薬剤師に相談してから使用するようにして下さい。
ネットで調べてみると、汗が出てきたなと思ったら胸の上を強くつねるのも効果があるということです。
これは、胸が圧迫されることで、一時的ではありますが、顔の汗を減らしてその分、他の部分から汗が出るようになるという効果があるようです。
これなら、リスクもありませんし、覚えていて損はない多汗症対策テクニックといえるでしょう。
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